飛騨古川 三寺まいり 2013
毎年、飛騨古川で1月15日に執り行われる 『 三寺まいり 』・・・
三百年以上も続くと言われる風習は
1705年、町内の3つのお寺( 円光寺・真宗寺・本光寺 )が西本願寺になったことで
親鸞聖人の命日を忍び、どの檀家も分け隔てなくお参りするのが
始まりと言われています。
明治になると、飛騨地方の若い娘さんたちは
信州へ糸引きの出稼ぎに出向き
お正月の里帰りの際、おめかしをして三寺をお参りし
男女の出会いの場となり
『 嫁を見立ての三寺参り、髷(まげ)を結わせて礼参り 』
と唄われるようになりました。
飛騨古川の街中に点在する三つのお寺
円光寺・真宗寺・本光寺には
三嶋和蝋燭店のご主人が精魂込めて作る特大和ろうそくが奉納され
三寺参りの日に、本堂において灯されます。
その炎は、大きく辺りを照らし、和ろうそく特有の『 ゆらぎ 』をみせてくれます。
日が暮れ始めると、お参りの人出も多くなってまいります。
良縁を願う女性や、良縁に恵まれた女性たちは
和服姿に身を包み、お参りにやってきます。
最近は、お寺のお参りされる方でも柏手を打つ方がいるようですが
ここには、そういった方は見られません・・・
静かに、合掌、礼拝し願い事を~
円光寺の境内で、記念にパシャ!っと (^^)
こちらは、美人姉妹さん
真宗寺の境内で、同じくパシャ!っと
撮影許可も快く承諾してくださいました。
残念ながら、本光寺さんでの撮影はできませんでしたが(お参りはしています。)
飛騨古川の人々は、こうして三寺をお参りしています・・・
次回へ続く・・・
by cotti6102
| 2013-01-17 00:15
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